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概要
基本理念
 「NPO法人メンタルケアひろしまネットワーク」の基本理念は、「生きがい」の持てる「快適な社会生活(家庭・学校・職場・地域)」を実現するためにソーシャル・サポートのネットワークを形成して精神的な援助活動(helping activityまたはservice)を推進していくことです。
設立趣意
 現在の日本社会は急速に少子高齢化が進み、社会構造も著しく変化しています。「人生は八十年」という世界一の長寿国となる一方で、生まれている子供の人数は減少の一途を辿り、平成15年度の合計特殊出生率は1.29人と発表されました。すでに、超少子高齢化と人口減少化の社会が到来しており、それが暮らしを下支えしてきた社会保障という「安心の仕組み」を揺るがすことになっています。さらに、そのこと自体が人口減少化にますます拍車をかけるというマイナス連鎖も懸念され、社会保障制度の抜本的な見直しが必要な状況に直面しています。
 そして、職場の組織構造も企業の雇用形態の変化に伴い、少数の「中核社員」と多数の「非正規雇用者」の二極化が進んでいます。また、高学歴者であっても卒業後に希望する職業につけないという事態も通常的に起きています。その結果、不安定な雇用形態の「フリーター」が増加する中で、最近では「ニート」が日常語化しており、学校の勉強にも職場の仕事にも意欲を持てない若者たちが約六十五万人と推定されています。現実の雇用形態の中で、全てを若者の自己責任で片付けてしまうのには無理があり、社会全体の課題として若年労働市場システムの再構築に取り組むことが必要な状況です。
 特に最近の日本には、全てが与えられた豊かさと便利さの中で「将来への夢や希望」を持てず、「目指すべき理念」も希薄で、「成し遂げるべき使命」も見当らないとの指摘も有り、日本人の「こころ」の脆弱状態が問題視されています。実際に社会生活に眼を向けてみると、慢性の孤独感、価値観の不安定化、進路選択の定めにくさなど、誰もが相談相手や話し相手を求めたくなる世の中になっています。さらに、人間関係を不得意とする人もますます増加する傾向にあり、自分の思いを率直に話せる相手がいなくて、一人で思い悩んでいる人が幅広い年代にわたって数多く存在しています。
 このような社会状況の中で、私達は「NPO法人メンタルケアひろしまネットワーク」を設立し、「生きがい」の持てる「快適な社会生活(家庭・学校・職場・地域)」を実現するためにソーシャル・サポートのネットワークを形成して精神的な援助活動(helping activityまたはservice)を推進していくことを発意いたしました。これを機会として、同じ価値観を共有できる人達のネットワークが世の中に拡がっていくことを祈念いたしておりますので、何卒、ご理解とご協力を賜りますよう宜しくお願いいたします。
組織概要
団体名 ・・・ 特定非営利活動法人メンタルケアひろしまネットワーク
認証年月日 ・・・ 平成16年10月29日
所在地 ・・・ 〒732-0804 広島市南区西蟹屋町三丁目3番11号
代表者氏名 ・・・ 橋本 和子
電話 ・・・ 090-5692-3655
FAX ・・・ 082-262-2008
E-mail ・・・ kazuchan_hashimoto@yahoo.co.jp
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